日曜の夜、テレビのザッピングをしていたら偶然大宮アルディージャ対べガルダ仙台戦に当たり、思わずテレビ観戦をしてしまった。
13日、何時もの様にテラスの清掃というルーティンワークをしながら携帯を使って試合速報を見ていた。レスポンスが悪く、やきもきしていたのだが前半は2対1で終了。掃除を終えて、パソコンの前で、Jリーグ公式サイトから仙台戦を見る。選手交代、イエローカード、得点の際に画面が息をする様に変わる。その度にドキッとするのだが、70分仙台に3点目を取られ試合終了。3対1の完敗である。Jリーグ首位も1節だけの珍事で終わってしまった、と落胆をしていた。
結果を知ってのテレビ観戦も、不思議なものである。選手の動きは判らぬままに、時折替わる文字情報を見ながら時間を共有した試合の印象は、惨敗以外の何物でも無いのだが、プレーを見る限り得点差程の悪いゲームでは無かった様に思う。どこか1つ、チャンスを作り流れを変えていれば結果は大きく変わったに違いない、と思われるシーンが度々あった。が、この大差。ここがサッカーの怖い処なのだろう。多くのシュートを打ちながらも得点にならないアルディージャ選手の力、思えばラファエルの欠場が大きい様に思われた。攻撃時、フォワードのボールの納まりが悪い。微妙なキープ力の差が、大きな差を生んでしまうに違いない。彼の2か月の不在の間をどうコントロール出来るか、興味深い。選手諸君には、大いに頑張って欲しい。
べガルダ仙台は、ホームでの無敗記録を伸ばしていると言う。サポーターに支えられ、ホームでは絶対に負けないと言う強い意志がこの連勝に繋がっている。仙台の選手とサポーターに拍手である。
実は、ゲームを見て少し安堵している私がいる。明らかに昨年とは違う大宮のアグレッシヴな姿勢を感じたからである。20日、王者鹿島にどう挑むか、ひたむきな橙想心で是非とも金星を奪い取って欲しいものである。