ゴールデンウイークの楽しみは、庭の手入れと深谷市にある県立花植木センターへの買出しである。思えば毎年の恒例行事に成っている。今日、妻と出掛けて来た。テーマは、大山蓮華の苗を買い求める事である。
センターは、結構な賑わいだった。が、遠く観光地に出掛けて、大渋滞に巻き込まれる事を思うと、この選択を良しと思う。
広い場内を探しても、係の方に尋ねても、大山蓮華が見つからない。そこで、ピンクの牡丹、白藤、山椒の苗を買い込んだ。ピンクの牡丹は、一昨年黄櫨の木の枝下ろしの際、運悪く大振りの枝が牡丹の株の上に落ちて、駄目にしてしまった。ついに今年は芽も出ず、改めて植え足す事にした。藤は、我が藤棚の藤に花が咲かず、ならばと白藤を買い求めた。山椒は料理用に、すでに何度目かのトライなのだが、なかなかうまく着いてくれない。これは妻の要望である。この3点を買い、苗木を車に積んで、再度山野草でも見ようかと花の温室に入ったら、妻の突然の大声に吃驚した。なんとそこに大山蓮華があったのである。今日の目的達成、嬉しい限りである。
牡丹と藤は兎も角も、山椒と大山蓮華をどこに植えようか、すでにいっぱいの我が庭である。一思案して、菜園用の一畝の端に植える事にした。
植え込みの作業を終えて、今である。辛夷騒動から5週間、大山蓮華の苗木には蕾が一つ付いている。開花の折には報告をさせて頂こうと思っている。御期待下さい。