昨日、熊谷市建設業協会 第36回定時総会ならびに懇親会が開催された。現職会長の不測の事態が起こり、緊張と混乱の末、当初計画された日時から1カ月遅れの開催となった。
この危機的状況の中、改めて熊谷市建設業協会と言う組織の意義を問い、不備を正し、真摯に勤めあげる事で、小川新会長を中心に何時に無い好感の持てる総会となった。
私も発言の機会を頂き、「今日、私自身も、我が業界も極めて厳しい状況に居る。本来、競争社会におけるコンペッターが少ない方が有利であり、それを希求するのは当然の事なのかも知れない。が、日本人の本質的感性は、血縁をベースとした相互扶助共同体を基として来た。ここに私は、地縁ベースの相互扶助共同体の必要を信じている。この基本的感性から言うと、今回の会長の事態には緊張と同時に失意を感じた。実は地縁社会の長として在られる市長が、この事をどう受け止めて居られるか・・・。競争社会の淘汰としての必然として認識して居るか、如何に? 無縁の事と受け取る事を超えて、地域共同体における多大なる損失としての御認識を期待したい。」 と言う程の事を言わせて頂き、改めて、熊谷市における建設業協会の結束と強化を呼びかけた。
懇親会には、松本商工会議所会頭、新井市議会議長をはじめ常任委員長、小沼東京電力支社長、稲森東京ガス支社長。高内NTT埼玉北営業所支店長の御臨席を賜り、盛大に行なう事が出来た。会頭の仰る 「地域に根差した地元建設業者の奮起に期待する。」 と言う励ましを確りと受け止めなくてはならない、と思ったのである。
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