今年もJリーグが開幕した。我がアルディージャは、どの様な戦いぶりを見せてくれるのだろうか、ハラハラドキドキのスタートである。
今年の開幕戦は、アウェー、鹿島戦である。3時03分キックオフ。外に出ていたので、時折携帯から情報を獲得、前半1-0と言う思いもよらぬ先行に緊張した。
帰宅後、テレビのザッピングをしたが、放送は無し。そこでパソコンの速報画面を見ながら、戦いぶりを夢想する。一進一退の3-2のスコアーで試合時間は過ぎて行く。後半45分を経過して大宮1点リードのまま、ロス・タイムへ。アディショナル・タイムの表示も無いまま、1分、2分、とじりじりと時間の経過だけが重くのしかかる。その時、鹿島にゴール、90+3 ウオン・ゴールと言う表示。勝点3が脆くも消えた瞬間、そして試合終了。
前日、名古屋対横浜戦で、90+5分のラストプレーで名古屋が追い付く試合をテレビ観戦していたのだが、流石にトップ・チームの執念の見事さを実感させられた。ロス・タイムに失点の多い大宮、鹿島の実力と昨日の記憶が重なり、文字だけの静止画面を緊張して見ていたのだが、やはりトップ・チームは簡単に勝たせてはくれない。勝利を期待し、その気にさせられてウオン・ゴールで引き分けであるから、納まらない。この3-3の結果をどう受け止めたら良いのだろうか、上出来のスタート、今シーズンに期待と思うまで随分と時間が掛かったのである。
7時のNHKニュース、スポーツコーナーを楽しみに待っていたのだが、プロ野球オープン戦を大々的に取り上げ、サッカーは結果報告のテロップ1枚で終わった。この情報格差、本戦とオープン戦と言う明確な差がありながらである。我々サッカーファン、Jリーグ関係者の努力不足は歴然、大宮の引き分け以上に腹が立ったのである。