4日間の夏季休暇も、過ぎて見るとあっけないものである。13日は盆迎えの準備と墓参、14日は親戚への挨拶回り、15日はテラスの清掃等休日のルーティン・ワーク。16日は朝から従弟の新盆施餓鬼に参列して、御清めの会食と送り盆。振り返るとそこそこのの用事が有り、タイトな時間の制約が無い分だけ、休日特有の弛緩した心身を引きずっての行動であった。
だからだろうか、今朝は疲労感が拭えぬままの始業となった。日常に戻すまで、一苦労である。
そんな4日間の中で15日夕刻、女子サッカーなでしこジャパン佐々木監督の祝賀会が、大宮で開催された。彼は、NTT関東のサッカー部に所属、その後アルディージャのスタッフにも成りアルディージャ出身と言う事で、アルディージャ、NTT東日本、アルディージャ後援会等の呼びかけで、ワールドカップ優勝祝賀会及びロンドンオリンピックへの激励会が行われた。幸いにも、NTT東日本埼玉・光山支店長、アルディージャ向井部長等の御配慮で、楽富さんと熊谷から参加したのである。
今まさに旬な話題であり、時の人である。上田埼玉県知事、清水さいたま市長をはじめ、400人を超える多くの方々が御参集に成り、盛大なパーティーと成った。
手を組み奥様を連れて登壇、その後佐々木監督のスピーチが行われた。その間彼のフェミニズムは、奥様の手を握り締めたまま語り切った事に見た。33年生まれの監督とは世代が違うものの、私には出来ない芸である。だからこそ女子選手を束ねあの結果を獲得したのだろう。私自身フェミニズムを理解したフェミニストと公言して来たが、一点その部分だけでも遠く及ばない。偉大な結果を残す人物は、それなりに際立った能力をお持ちなのだと、改めて感心したのである。
J1昇格当時の懐かしい元アルディージャ・スタッフの方々にもお会い出来て、楽しい時間を頂いた。居る事に意味の有る時間と場所に、外す事無く確り存在する価値を、改めて実感もした。
今後、先ずはアルディージャの降格競争に勝ち抜いて欲しい事と、なでしこジャパンのオリンピック出場を心から祈念したいと思ったのである。