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この所、慌ただしく毎日が過ぎて行き、備忘録として書き置く事にする。
22日、埼玉弁護士会主催の「第4回 震災対策協議会」に参加して来た。弁護士の職能を生かし、被災者に対する援助活動を行っていく事を目的にしている様だが、オール熊谷自立支援ネットワークに声が掛かり、我が会を代表して初めて出席をさせて頂いた。埼玉県、さいたま市をはじめ各市町村、各種団体の代表が御参集しての情報交換会とお見受けしたが、良く状況を掴めぬままの参加であった。 私は、「官民一体の連携体制の構築について」 という報告と協議の中で、我が組織の立ち上げとシステム、熊谷に避難して来た方々への活動状況を報告させて頂いた。改めて、オール熊谷自立支援ネットワークの組織立ち上げから今日までのスピード感と、その有効性、運動の明快さを感じていた。どの団体も、活動資金の不足を訴え、行政の補助を求め、対応の悪さを批判すると言う通常のパターンが垣間見られた。今回の東日本大震災の様な場合には特に、それぞれの地域の特徴を出しながらも、何故官民一体となった組織の立ち上げを求めて行かなかったと、思う。又今後、この震災対策協議会が何を求めて、どう展開して行きたいのかも曖昧なまま閉会をした様に思われた。 以前から、官民一体となって得意な分野の共助を旨としながら作った我々の 「規約、支援金支給要綱、各種申請書・通知書・誓約書等の書式」 を御利用頂きながら各地の自立支援ネットワークを立ち上げて頂き、それを束ねる形でオール埼玉自立支援ネットワークが立ちあがる事を希求して、システムの公開をして来たが、残念ながら拡がりを持ち得なかったのだが、オール埼玉自立支援ネットワークを立ち上げる運動が、震災から半年を経た今でも、有効な手段ではないかと強く思ったのである。 23日は秩父皆野町で、「金子兜太先生92歳の誕生日を祝う会」 が行われた。山武こと新井武平商店のメセナ事業として、吟行、昼食会、講演会と、秋分の日を丸ごと1日満喫するイヴェントである。 黒田杏子先生と金子先生の対談がメイン・イヴェントであったが、あいにく金子先生が御欠席。主役不在の誕生日を祝う会に成ったが、200人近い方々が各地から御集りに成り、兜太人気の凄さを実感させられた。黒田先生から、急遽御声掛けを頂き、中島鬼谷氏、万緑の横澤放川氏、と私が呼ばれ、黒田先生と御実弟の金子千侍先生の対談、加えて我々3人の兜太先生にまつわるスピーチをさせて頂いた。黒田先生からは、兜太先生の不在が効を奏して多様な兜太像を浮き彫りに出来たのではないかとの御評価を頂いた。放川さんがしみじみと、「兜太先生の産土では、すでに金子兜太は伝説になっている。」 と言う御発言が印象的であった。 放川さんの兜太俳句のナンバーワンは、と問うと、「人体冷えて東北白い花盛り」 とお応え頂いた。私にとっては、この上なく楽しいそして学びの1日を頂いたのである。ありがとうございました。 24日夜、「我雅の会」 が開催された。23年生まれの友人達のささやかな会で、2カ月に1度細々と続けられている。とは言え、すでに30年を超えているのではないだろうか。情報交換をしながらゆっくり飲む、ただそれだけの会なのだが、これから先、真に大切な会に成って行くのではないだろうか。同級生の心地良さを、充分に感じた一夜となった。 暑さ寒さも彼岸まで、とは良く言ったもので、「新涼」 と言うよりも 「秋冷」 を思う程の今日の熊谷である。 人見知り見つめて泣く子の天高し 幻椏 この連休、孫が帰って来た。私の顔をじっと見つめて泣きだす。人見知りも良し、大いに成長している様である。
by tgenna
| 2011-09-25 15:06
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