昨日、我社と時和会の共催による第25回安全大会が、多くの協力業者の方々や社員の参集を頂き、盛大に開催された。御来賓として、熊谷労働基準監督署からは新井署長、熊谷警察署からは平井交通課長の御参列を賜り、それぞれに御祝辞と署からの安全に対する今日の状況と指針の御講話を頂いた。又、熊谷市長からは、安全大会開催に対する祝電を賜わった事も報告しておきたい。
「コンクリートから人へ」という民主党の政策転換と、少子高齢化とグローバリズムと言う内憂外患、加えて東日本大震災と原発事故、台風12号・15号による甚大な被害が、複層的に建設業界を圧迫し、一層の極めて厳しい状況が続いている。凄まじいデフレ状況の続く工事受注金額の実態から、安易な安全軽視に流れがちな建設現場に対して、正しく抗わなくてはならない。この状況下では労働災害こそ、企業存続の命取りにも成りかねない。今日こそ、安全意識を正しく共有しなくてはならないのである。
技術管理課寺山係長より安全状況報告があり、我社では、無事故無災害が続いているので、年末に向かい引き続きの充分な注意喚起を御願した。続いて安全協力業者表彰、安全協力現場表彰の受賞者表彰、後に安全宣言を採択して第1部を終了した。
続いて第2部は、「さらなる安全のために リスク先取り推進運動」 の講演を建設業労働災害防止協会埼玉支部 杉山調査役に御願し、有益な時間を頂いた。建設労働災害は、確実に減少傾向にある。私自身建災防熊谷支部の分会長を担当させて頂いている。私自身も、我社に止まらず、地域の労働災害撲滅に尽力しなくてはならないのである。
改めて安全を意識し、大会を終了した。