11月第2木曜日は、ボジョレー・ヌーボー解禁の日である。日付変更線の関係で世界で1番初めに新酒を飲める日本と言う事で、バブル期には馬鹿騒ぎに近いブームになったものだ。ワイン生産国フランスの国を挙げてのプロモーションに、御人好しの日本人はまんまと乗せられたのであるが、相変わらずボジョレー・ヌーボーの40パーセントは我が国が輸入していると言う。
7日、市内ライブハウス 「クリーク」で、ケーナの岩川光、ギターの池田宏里によるコンサートが開催された。彼らに出会ってもう6年に成るだろうか。池田氏が10代の天才ケーナリストを見出し、二人でデュオを組み、今の岩川光を創ったと言える。それぞれに活動を広げ、1年半ぶりに組むコンサートだと言う。池田氏は、人間の円熟を音に出し、光は、ケーナの限界に挑戦する狂気を孕む。この組み合わせを、私達は大いに楽しんだ。
コンサートには、大量のボジョレー・ヌーボーが運び込まれていて、少々のフライングをして新酒で乾杯をし、気勢を上げた。
ケーナ聴く間に新酒こぼしけり
ボジョレー・ヌーボー八弦ギターのトレモロと 幻椏
光君のブログからのお知らせである。
「1)【キケ・シネシ&岩川光デュオ ジャパン・ツアー2012】を開催します。12/1~16の期間に全国8都市で9公演+キケ・シネシによる公開レクチャー&トーク・イベントという大変充実した内容です。キケさんは、ご存じの通り、昨年12月に私とブエノスアイレスで共演したご縁があり、その勢いで1年後にジャパン・ツアーが実現という、これは2人の音楽的愛情と実行力の賜です。是が非でも足をお運びいただきたい。」
熊谷公演は、12月8日・土曜日・熊谷市立文化センター文化会館・16:30会場・17:00開演・前売り2500円当日3000円 である。今回のツアーで一番大きなコンサート・ホール、500席を一杯にしてやりたいと、私は念じている。
多くの皆様の御協力を賜りたいと存じます。(予約問い合わせは、私かフジクラ楽器 048-521-1284にお願いいたします。)
日付が変わって、11月第2木曜日が始まったころには大いに酔いが回り、元気に成り、又グラスを重ね、楽しい会になったのだが、木曜日は一日辛い日に成ったのは言うまでも無い。