日本建築学会埼玉支所が主催する 「埼玉住まい・まちづくり交流展 2013」 が越谷で開催されている。埼玉県内とは言え、越谷は遠い。昨日、大宮で東武野田線に乗り換えて春日部まで、東武伊勢崎線に更に乗り換えて越谷に行った。幾つかのルートがある様だが、これが一番乗り換え回数が少なく交通費も安い。意識しての越谷訪問は初めてであったから、我が家から約2時間弱の旅は、新鮮であった。
市民活動支援センターを会場に開催の交流展は、県内住まい・まちづくり団体の活動を紹介するパネルのポスターセッション、設計作品の掲示、参加者によるリレートークが行われた。昔、あるいは今も係わっているプロジェクトの紹介も有り、懐かしく皆様のプレゼンテーションを聴かせて頂いた。
私は、幸いにも70年代から地域論を盛んに学ばせて頂く機会に恵まれ、この事を通して多くのネットワークを頂いた。「役者から学者まで」 と言う人脈も、80年代90年代に地域に拘る事で頂いて来た。そんな経験からまちづくりは、行儀良く、謙虚に、自分の裁量の中で行わなければならないと考えている。ノンプロフィットのまちづくりや修景活動は、往々にして善意の傲岸が悪意の無いままに現れて来る事が多い。晴れやかなプレゼンテーションの実態はどれ程のものかと思う発言も聞きながら、「繕う」と言うキーワードをテーマに自分の環境を紡いでいる、と言う方の御発言が美しかった。「繕」と言う字を思い、糸偏に半分と書くより善が良い、この言葉を意識させて頂いただけでも、有難い交流会になった。
大宮は為す術も無くFC東京に0-3のスコアーで完敗。ジャパンとオランダ戦はどうなるかと緊張してテレビ観戦、2-2の引き分け、勝利出来なかった事が残念と思える程にナイスゲームだった。アルディージャは、シーズン残り3試合、勝点6を積み上げて欲しいと願うのだが、どうなるだろう。どうにもならないかも知れない。
今野さんに御指導頂いて、今日は菜の花の芽を間引いた。きっとまだ不十分で、もっと間引かなければならないのだろうと思いながらも結構な量で、スプラウト・サラダとして頂いた。我が一畝の菜園での初体験であった。