久し振りにグレ-プフルーツが実った。葡萄の房の様に沢山の実が生る事からグレ-プフルーツと名付けられたと聞くが、たった1粒では何とも言い難かった。今年は、全部で21個の実が生っている。本場の果樹園の様子を知らないものの、1個から思えばあるべき姿に近付いて来たに違いない。1、0、0、21と続く数字が、来年どうなるか大いに楽しみなところであるが、一番低い所に生る小さな実を一つ採り、食してみた。皮は厚く、強い酸味ながらグレープフルーツの香であり、夏蜜柑とは明らかに違う。
2010年12月の記事
ただ一個や、2011年2月の、
実生のグレープフルーツに詳しいが、熊谷の地に時間を掛けて適応し、熊谷の、いや我が家のグレープフルーツになって収穫出来る事に、大いなる喜びを感じている。残り20粒、何時収穫し、収穫後どれ程熟成させれば美味しく頂けるか、色々試す事も出来るだろう。
私は家族の中でも、飛び抜けて酸っぱい柑橘類が好きである。すでに家人からは、「あなたの味覚はおかしい・・」 と言われているが、実生のグレープフルーツを食すと言う至福の機会を持ち、その味の深さを堪能できるのであるから我が味覚は、おかしいはずも無く、極めて真っ当であると思っている。