昨日の雨に変わって良く晴れた一日と成ったが、風は冷たく酷く冷え込んでいる。「一雨ごとの暖かさ」 と言う時候の挨拶も憚られる寒さである。
我が家の梅もほころび始めた。福寿草同様、例年に比べて3~4週間の遅れだろうか。
「梅ふふむ」 と言う季語がある。ふふむとは、蕾のままである事を言うが、多くは梅にだけ使われる様である。「桜ふふむ」 とはあまり聞かない。
このところ 「梅ふふむ」 を意識していたのだが、一輪の梅の開花を知らず、気が付けば多くの花が咲いていた。まだほんの二分咲きと言う処なのだが、季節の遅速は、油断を許さない。