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人生、長く生きている分だけ脳に詰め込まれた記憶の総量が増加するからだろうか、歳を重ねる程に時間感覚だけは異常な早さを獲得して行く。あっという間に今年も半年を終え、後半がスタートした。
7月3日は、期せずして俳句のイベントが重なった。一つは、件の会の第12回「みなづき賞」の贈賞式と祝賀会、そして銀遊句会である。 今年の「みなづき賞」は、「平和の俳句」を連載する東京新聞と、選者・選評を務める いとうせいこう氏と金子兜太先生に贈られた。贈賞式の後、進行役を担当した東京新聞担当部長といとうせいこう氏と金子兜太先生の鼎談が、興味深かった。「平和の俳句」と言う「国民による軽やかな平和運動」を戦後70年の今年に展開する意義と意味の論理的構築を極めて意識的に展開するクレバーないとうせいこう氏の発言に呼応し金子先生は、最短詩形と言う俳句の持つ本質的な力と価値を明快に語り、俳句の持つ地力は、5・7・5の音律にあり、詩語によって表出された5・7・5は、有季無季と言う姑息な縛りさえも無用である。至極自由に、日常の生活の中から俳句を詠んでで欲しい、と若々しい御発言をなさっていた。俳人と散文家、戦争体験者と非経験者と言う組み合わせが、「平和の俳句」と言う軽やかな運動に不可欠で面白い、と言ういとう氏の発言にも納得をする。 鼎談後、御二人の方にコメントを頂いた。江戸時代、平和と言う安寧を希求し、その安寧に浸り切る事から蕪村を始め俳諧師は「平和の俳句」を詠み、同時に安寧の中に在る曖昧な不安さえも明確に意識していたと言う芳賀徹先生の御指摘は興味深かった。だから平和ボケとまで言われる無能状態を修正しようと言う今日のこの先をどう思うか、と言う御話も御伺いしたかった。 そして次に登壇した澤地久枝女史は、今日の安寧を脅かす政治に対する危機感を、直接的に規範の中で対抗して行く運動を提唱されている様である。その運動は、「平和の俳句」の運動論とは明らかに異なる。私は、不自由を嫌い形式的な枠に嵌めこまれる事を嫌う金子兜太をからめ取って行く意図を見て、いささか不快の念を感じていた。先生は、それを百も承知で受け止めている。先生に嫌な顔が無いのは、長く生きて来たと言う含羞を感じていらっしゃるからだろうか・・・良し悪しでは無く、だからこそ私は、イージィーに金子兜太を持ち出すな、と思っていたのである。この書をコピーして、全国津々浦々同日同時に皆で掲げよう、と言う事である。 先生の書は、御自身の俳句をしたためる為に在る。書かされた文字は、それなりの存在感を勿論持ちながらも、私は好きで無い。此処に一文字の詩語も、情緒さえも認められない。 御茶ノ水、ヒルトップ・ホテルの祝賀会を少し早めに失礼して、銀座の銀遊句会に急いだ。会場に到着した時には、すでに選句も終わり、高得点句から句評を始め、すでに終盤に近かった。私の3句とmunixyu君の句は、事前にメールで書記さんに送っていた。 兼題は、「頭髪」 座主は、ほるんさんである。 6点句が4句、会場に着くなりその中に幻椏の句は無い、と逮歩さんから告げられた。 剃髪を札所に急がす通り雨 翌檜 汗走るうなじに蛇なり後れ髪 のどか 髪の根の一点に燃ゆ蝉時雨 智之 黒髪や絵日傘の向こう気匂う 逮歩 洗い髪光れるままにきゅうりもみ 季楽 一息に髪を刈り上げ半夏生 丹水 梳(くしけず)る髪重き梅の雨 典女 初っ切りの髻(もとどり)乱れる夏巡業 黙去子 後れ毛も涼やかなる浴衣かな ほるん 乳房(ちちぶさ)を隠す黒髪白南風来 幻椏 主席句は、季楽、黙去子さんが主席で御取りに成り6点を獲得した翌檜さんの句。次席句は、主席・逮歩さん、次席 黙去子・季楽・ほるんさんの6点獲得ののどかさん、丹水さんが主席で御取りの6点句の智之君は不在の為、同じく翌檜さん主席で御取りの逮歩さんの句は、協議の結果、のどかさんに決定したと言う。 投票に参加出来なかった私は、帰りの電車の中で改めて選句をさせて頂いた。が、今回の結果に影響は無かった様である。句会に参加した皆様、今回の兼題は難しかったと仰っていたが、兎にも角にも、久し振りの翌檜さんの主席獲得が、何より御目出度い。私の選句結果を以ても影響無く、先輩に失礼の無かった事に、安寧と安堵を覚えたのである。
by tgenna
| 2015-07-04 22:09
| 俳句
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Comments(5)
みなづき賞。めでたいことですね。
銀遊句会、みなさまお疲れ様でした。 今回の兼題は難しい兼題で大変でした。いつもより手間取り、不安でしたので、 ご共感いただけて嬉しいです。風呂に入れないと、髪は、こうなるという意味も 入れてみました。
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汗走るうなじに蛇なり後れ髪 のどか
走るのが早いのですね。下五の後れ髪が、うなじに繋がり、一気に絵が入ってきます。ポニーテールの元気な少女が走る汗。季語が強く生きていて上手いと思います。 洗い髪光れるままにきゅうりもみ 季楽 髪を洗う手の動きと、胡瓜揉みの手の動き。胡瓜揉みが、きゅうりもみ、と、平がな表記なところがいいですよね。漢字ですと、どちらも下手くそになるところ。面白いです。 一息に髪を刈り上げ半夏生 丹水 バリカンの嬉しい瞬間。一息、気持ちいいですよね。半夏生は白いので、これは床屋の、体を巻く布ですよね。まだらな白となっていく布に半夏生を見る。頭もすっきりで、夏ですよね。 どんどん難しくなっていく兼題。今度は何が出てくるのか、怖いですよね。 さらに頑張っていきたいと思います。
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tgenna at 2015-07-07 10:13
munixyuくん、俳句を読む事の難しさを感じています。貴君のストレートな感受性はすでに私に無く、貴君の句を含めて難しい俳句でした。
独り善がりに成らず、感じた心の動きを5・7・5の韻律に乗せて伝え・共感を頂く、俳句の難しさを感じるばかりです。
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tgenna at 2015-07-07 10:16
munixyuくん、政治と文化、この関わりも難しい問題ですね。どう自分の態度表明をするか、確り考えなくてはならないと思っています。
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by
山本 裕
at 2015-07-07 21:43
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