梅雨入りして早くも梅雨の中休みと言う。
大胆な剪定で極めて抽象的な裸木となった欅は、芽吹き、葉を繁らせている。本来の樹形を留めぬ我が社のシンボルツリーは、今後どう変容をして行くのだろうか。私は、それなりに楽しみにしているのだ、塔屋に書かれた社名のサインが確り見える様になった事、日陰が無くなり駐車場を囲う皐月垣が、タイムラグ無く一斉に咲き出した事、この意図と偶然の2つの結果を良しと思っている。
赤色の帯となす皐月垣も、近くに寄ると、何とも繊細で美しい花である。今年は、思いを込めて手を掛け、来年は真っ赤な生垣にしたいと念じている。