この週末、会社の我が部屋のハイサイド・ライトから見上げた屋上ビオトープの姿に吃驚とした。 梅雨に入り、樹々には嬉しい季節であるのに、空梅雨であった。忙しさにかまけていたのも事実ながら、空梅雨に対する意識が飛んでいた。時々僅かな雨も降っていたと言う思いも有ったので、緑色の一切失せた秋色の樹を見た時唖然とした。屋上ビオトープを作って17年、結構放って置いた事も有ったが、ここまでの失態は初めてである。
屋上に駆け上がり直ぐに給水をしたが、挽回の出来るダメージなのか、この風景は終わってしまうのか・・、只々申し訳無さに胸が痛む。
どんなにワイルドな風景を持とうとも、屋上ビオトープは地から離れた巨大鉢の植木である。必要な水が供給されなければ枯れてしまう。この自明の理を、放念していた罪は重い。
我が人生、多くの罪を犯しているが、この上なく大きく思えるのである。