暖かい。今日は、暖冬の不安やわだかまりを忘れてこの暖かさに浸る。
私の冬の音楽は、ポール・マッカートニィーの「ラム」。閉め切った部屋に石油ストーブをガンガン焚いてボリューム一杯にして聞く「ラム」のアルバムが、セーターとストーブの匂いと冬の曇天がストレートに直結する。でも今年は「ラム」を聞きたい気分に成った事が無い。
我がボルボで外に出た。フロントガラスを通して陽は優しく暖かい。エッジを持った街並みも、木村忠太のタブローの色面と線の様に柔らかく長閑である。見慣れた風景がデフォルメされて新鮮に飛び込んでくる。心に何枚ものスケッチをした。最近ずーと「ウーア」を聞いていたのだけれど「ラブ・サイケデリコ」に換えてみた。ジャストフィットとは言えないけれど、許して居る。嗚呼 気持ち良い。
小さなドライブの後ブログを開いたら、訪問者数が丁度500だった。