正に優先順位を0位にして、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前 柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)を訪問した。UDCKは、東京大学、千葉大学、千葉県、柏市、柏商工会議所、地元商店街・住民等々の参加するコンソーシアムである。信時さんからのお誘いを受け、月に一度開催されているネットワークサロンに参加させて頂いた。つくばエクスプレス開通に伴う沿線開発の目玉である柏の葉キャンパス駅周辺は、巨大な資本に裏打ちされたエネルギィーをぎらぎらと発散していた。サロンは、主催者の東大北沢猛教授、信時教授をはじめ千葉県、柏市職員、NPOの代表、多くの地元の方々、学生、そして私の様な訪問者ら、50人程の参加者が、ビールを飲みながら自由に情報の交換をするフリースペースとして在った。街づくりは、この人の交換から創り出される、と言う基本を改めて確認しながら、極めてスタッテックな熊谷でこの場を創ることが出来るか、大いに思いを廻らした。実際UDCKは特殊な状況で、熊谷にこそ成功事例が必要である。多くの方の触発を頂きながら私は、熊谷は360度開かれた全方位の街、商工・農業・環境・住居の4つのテーマを核に、熊谷地域を中心に全国までネットワークを広げてボルテージを上げ、それぞれ予見と提案を獲得して行かなければならない、と夢想した。今こそ20万新生都市のグランドデザインをカラフルにパワフルにチャーミングに描きたいものである。
お声掛けした我孫子に在住の鈴木さんも駆けつけて下さり、幸いにも帰り掛け 鈴木邸訪問の栄にも浴した。ありがとうございました。