句友 野口翌檜さんから、「俳句7句は多過ぎる、もう少し絞り込んだら如何か・・」 と御忠告を頂いた。が、もう少し7句を続けさせて頂きたい、と 思っている。2000年から昨年までの7冊の句帖から、ほぼ同じ週の1句を選び、書き出している。年52週×7句、364句の句集が出来上がるまで、もう少しである。寛容に御容赦下さいませ。
しじみ蝶小石に止まる秋思かな
狐火の里陽を仕舞い灯をともす
瀞の面定まらずあり後の月
連山の河原に余す爽気かな
手の届く柿妻白和への菜一品
快速に越さるる鈍行秋湿り
病斑を七彩に染め柿紅葉 幻椏