中国四川大地震の惨状が毎日大きく報道されている。マグニチュード7.8、断層の大きさやずれ幅によって計算するモーメントマグニチュードは7.7と報告され、阪神大震災の20倍と言う巨大な地震エネルギーだったという。我が社では、小さいけれど世界1と言う技術を2つ持っている。竣工3年目のエネルギィー削減効率54.6パーセントと言う環境建築と、小規模建築の免振構造である。地球上で想定される最大規模の地震に耐えられる構造に成っているのだが、今回の四川大地震の巨大な地震エネルギィーにも耐えられただろうか。早速、設計者と連絡を取り、詳しく検討しているところである。生存者の速やかな救出と、2次災害、3次災害の起きない事を只々祈るばかりだ。
昨夜、権田氏から電話を頂いた。中学生の息子さんの話では、都市伝説として昨夜午後9時に熊谷を中心にした地震が起きると言う噂が子供達の中で喧伝されていたと言う。親子で議論し、この情報は親しい人には知らせるべきだと言う息子君の強い要請で、私に電話を頂いた。何とも在り難い事で、私も緊張してその時間を待った。幸い何も起こらず済んだのだが、彼の中に大切な人として位置付けられている事が、何とも嬉しい事である。 拓弥君ありがとう。