6月である。緑は深みを増し、木下の陰は一段と濃くなった。
グルメファーマーズ・レストランの役員でもある中条農業サービス社長 吉野さんに、麦藁を沢山頂いた。茄子や胡瓜の水遣りに、泥跳ねと蒸散防止に敷き藁をしたいと思っていたのだが、我がネットワークからは、藁を入手する事が中々難しい。ある時吉野さんにお話をしたら、わざわざお届け下さった。敷き藁にはビール麦が最適で、柔らかく早く腐食してくれると言う。そのビール麦の藁を頂いたのだから、感謝である。一畝の家庭菜園と過日植えた牡丹の苗木とブルーベリィーの根元に敷き込んだ。我が小さな菜園と牡丹苑が、何だかそれらしく見えるから嬉しくなる。
我が社で御世話に成った、グルメファーマーズ・レストランのショップ「くまどん」がオープンして好調の様である。国、県、市の協同補助事業で、県立熊谷スポーツ文化公園の中に、地場産農産物を使ったレストランと言う、新たな農業振興事業として開設された。食の問題が喧しい昨今、元気な農業のリーディングプロジェクトとして、大成功を収めて欲しいと願っている。地粉を使ったうどんと、フレッシュミルクを使ったソフトクリィームが名物で、評判もすこぶる宜しい。
是非、地元の新鮮な農産物の恵みをお味わい頂きたく、足をお運び下さいませ。