蓮花の終わった蓮鉢には、田な草が繁茂していて、改めて目に入る。唐招提寺爪紅の鉢は残念ながら発芽せず、だから田な草専用の鉢に成ってしまった。
蓮には田圃の土が宜しいという事で、知り合いの農家から土を分けて頂いた。その土から思いもよらぬ田な草が出て来た。名草の風格のある草もあり、意識して残していた。農家にとっは、この田な草取りが大変な作業だと言う事で、私の様に呑気にはしていられない。結局 省力化の為に除草剤の散布という事になり、水田の生態系も多大な影響が出ている様だ。土を頂いた農家の方は、農薬を使っていらっしゃらなかったのだろうか、以前このブログでも紹介した様にホウネンエビもカブトエビも見ることが出来たし、こうして沢山の田な草を見る事も出来るのである。
写真左から、ホソバヒメミソハギ、オモダカ、スズメノトウガラシ。スズメノトウガラシは5ミリほどの小さな白い花である。実は確かではないのだけれど、1日色々調べて、この名前にたどり着いた。