29日、JI首位を独走する鹿島マントラーズに大宮が挑戦、事前の大方の予想に反して大勝をした。私は、残念ながら親戚の御通夜と選挙最終日と言う事もあり、NACK5スタジアムに応援に行く事が出来なかった。ジョーカー氏と私の不在は、不可能を可能にし、大勝利を呼び込むらしい。この奇跡にあやかり、小島敏男候補逆転勝利を願ったが、鉄砲水の様な民主党の力に押し倒されてしまった。危惧していた民主党のワンサイドゲームで、埼玉小選挙区では自民党全敗と言う結果に終わった。
この選挙行動を通して我が国民の気質をどう捉えたら良いか、今後の成り行きを含めて注意深く見詰めなくてはならない、と思っている。選挙終盤、民主大勝の世論調査の発表により、より戻しを含めたアナウンス効果が出るものと思っていたが、結果全く影響の無いままに終わった。二者択一という選択の不得意な民族と言う私の認識も、すでに過去の物なのかも知れない。制度の導入から、選挙民の制度に対する理解と成熟があったと言う発言を否定出来ない状況が既に生まれているのかも知れない。兎に角、我が意識の修正を強いられる新しい時代の到来に、ある種の不安を持ちながらも期待する私もいるのである。