実は、迂闊にも転倒して鞭打ち症状である。すでに10日程立ちながら、あまり芳しく無い。そもそも、転倒などと言う事故そのものが、自身信じられない事である。打撲による痛みは消えながらも、頭や背中の芯が何時までもクリアーにならない。
60を過ぎると、当たり前の連続性が危うくなる。その意味で未体験ゾーンへの参入と言う事の様であり、老化による変化と現実を大いに楽しんでやろうなどと思っているのだが、「いやいや、とにもかくにも、ご自愛が先決。衰えを、楽しみつつの毎日にと、ご配慮ください。小生も、そういう意味でのマイペースです!」 と言う砂川先輩の励ましの言葉が身に沁みる。
もう1度 実は、この10日間酒を飲んでいない。荒川塾の時でさえ、乾杯の一口だった。飲まないからここまでの早い回復なのか、飲まないから相変わらず回復しないのか、未体験ソーン突入故に良く判らないが、「お酒飲まなくても居られるんじゃない。」 と妻はシニカルに言い放つ。