熊谷は、今日も酷暑である。祭り最終日まで連日の猛暑日で、私の記憶でも、これ程暑いうちわ祭りは無かった様に思う。祭り関係者の皆様には、心から 「御苦労さま」 である。
北側のお宅が新たな家普請の為に、古い建物を解体した。御蔭様で、我が家の北側全景を初めてこの角度から写真を撮る事が出来た。我が家は、それぞれの部屋にトップライトが設けられていて、外観のイメージからすると内部は思いの外に明るい。屋上ビオトープを作り、敷地内も多くの樹を植えている。植物の作る陰と蒸散作用は、温度調整には極めて有効で、日蔭では6度以上の温度差を作る。
階段室の上は全面トップライトが設けられ、これを覆う緑は無いので、毎年夏のこの時季には、農業用遮光シートで覆う事にしている。
今日、改めて寒暖計を持ち出して温度を測定してみ見ると、室内2階で32度、屋上直射日光の当たる部分では50度を超え、ビオトープの日蔭に入ると40度と言う結果を得た。遮光率90パーセントの遮光シートの有効性は、8度の温度差をもたらしたのである。この事が、嬉しい。環境建築とは、決して難しいシステムを導入する事では無い。シンプルながら、適切な処置で有効な結果を得られるのである。コストを掛けなくても、プリミティブな対処で充分対応出来る事を確り知る事こそ、今日極めて重要と、私は思っている。