我が家の愛犬 雑種の雌犬「柚」が恐ろしい程の大手術を受けて、驚異の回復振りを見せている。
昨年の11月に左後ろ足の膝蓋骨脱臼(パテラ)の手術を受けた後、柚はこの4日に右後ろ足の膝蓋骨脱臼手術を受けた。専門家から見ても3ヶ月という手術の間隔は早すぎるという事らしいが、柚の回復力がそれを可能にしたらしい。人生、いや今日までの犬生7年の柚の全身麻酔による手術歴は、なんと5回。0歳:不妊手術、5歳:1回目ヘルニア手術、6歳:2回目多発性ヘルニア手術、7歳:左後ろ足パテラ手術、そして今回の右後ろ足パテラ手術、毎年の大手術である。娘によると、柚のヘルニアのグレードは最悪の5、治療の選択肢も無く、只々命を守る事だけを目的にした手術だったと言うが、奇跡の生還をしたのである。両後ろ足パテラの手術は、犬生を全うさせる為の娘の親心の様だ。通常1ヶ月の絶対安静、と言うが3日目に退院、勿論ゲージに入れられ安静にしているが、スーパー・ドッグである事は間違いない。
この柚の懸命さに、私は大いに触発を受けている。柚に比べれば、心身ともに何とも弱っちい私なのかと思うのである。見習わなければ、学ばなければ、と思う。