思えば、青萄さんの言われる通り、「あれ以降、何一つとして終ったものなどはない・・・」 のである。「無能と烙印を押されたトップリーダーとは言え一個人によって国が右往左往する筈も無く、何故に賢明な組織力が発揮されないのだろうと、訝しく思うのである。良く分らない。本当に良く分らない・・」 のが実感である。が、首相の辞任表明をうけ、内閣不信任は否決された。こうなれば、一日も早い辞任が必然である。今日のフリーズド状態を打破するには、辞任が必要と言う構造が出来上がってしまった以上、即刻辞任の他は無い。その後がどうなるかは解らないし、次が誰であれ歴然とした力の差があるとも思えない。が、この状況でこの流れを選択した全ての国会議員の責任に於いて、現状打破を期待するしかない。何一つ終息していない今、辞任の時機を語る程の余裕など無い、と思うのである。
昨日、大方の時間を、オール熊谷自立支援ネットワークのオフィスにいた。5月10日の設立総会を以って活動を始めたこの組織に、すでに3700万円を超える義援金を頂いている。官民一体となった素早い立ち上げと、支援システムのクオリィティーを市民の皆様に御評価頂いた,と嬉しく思っている。現在熊谷市に避難している方は、59世帯145人、自立支援にエントリー頂いている方は15世帯、すでに決定した方は3世帯である。それぞれに事情を抱え、一律に対応は出来ない。栗原事務局長を中心にしたスタッフの方々の誠実な対応と、質の高い仕事振りに只々感謝である。何を為すべきか、与えられた状況の中でテーマを明確にし、共助の精神をベースに取り組み、最も得意なパートを担当しながら協働を行へば、極めて効率的に効果的な仕事が出来る。現に、オール熊谷自立支援ネットワークは、短時間の内にこれを成し遂げている。
この実感からも、速やかな菅首相の辞任と、現況打破を素早く実行して頂きたいと、願うばかりである。