「熱いぞ熊谷」 がキャッチフレーズの我が街熊谷で、7月に入り市民が何となく意識している事がある。いや、そんなオーバーでは無く、私自身がと言う事なのだが・・・。
熊谷市は、今年6月24日、38.9度を観測し、6月の最高気温を更新しニュースに成った。勿論、2007年8月16日の40.9度は、多治見市と共に最高気温を記録し、一挙に日本一暑い街として全国区に成った。2010年9月5日に京都府京田辺市で観測された9月の最高気温39.9度は、観測機器につる状の植物が巻き付いて実際よりも高い気温が記録された可能性があるとして統計から外され、幸運にも?、辛うじて9月の国内最高気温は2000年に熊谷市で観測された39.7度が記録として生き残っている。そして、長く日本の観測史上最高気温として君臨して来た山形の40,8度は1933年7月25日に記録されたものである。つまり私の、そして市民の注目は今、7月にこれを超えると夏季最高気温 「パーフェクトの街」 になれると言う事に在る。
毎日の猛暑である。気象観測装置で観測される最高気温は装置内の温度であるから、我々が実感する気温はそれを遥かに超えている。同じ暑さなら、この際一番を狙えと言う自虐的な欲求がむくむくと生まれる。馬鹿な話だが、多くの市民が7月の最高気温を願い、パーフェクトを待っているのである、きっと。
一日の熱踝(くるぶし)
に熊谷の夏 幻椏