2日続けて早朝のサッカー観戦をした。結果、勝利出来なかった事が残念である。大きな期待とそれに応える感動を頂きながら、男女共オリンピックのサッカーは全て終了した。
なでしこジャパンは、本当に素晴らしいチームである。奇跡は起こらなかったが、最後までその期待を止切らせないスピリットの持続は、充分に私達を満足させてくれた。終了のホイッスルの後、夢を実現できなかった悔恨の号泣と、表彰式での明るい笑顔、銀メダルを掛けて後のインタヴューに感謝の涙を溢れさせるフェアーネス、その全てに私達は感動した。美しい選手諸君であった。
男子予選リーグ、決勝トーナメントと、素晴らしい戦い振りであった。こんな試合が出来るチームを誇らしく思う程に、素晴らしかった。戦いながら成長を獲得していく若者の能力の無限の可能性を感じた。勿論、メダルを手にさせてあげたいと思いながらも、今回4位は、予想以上の結果を得たと思う。今後の選手諸君の更なる充実を願うばかりである。が、最終韓国選は、日韓共催のワールドカップの時に感じた半島と島国の地勢的民族の基本的な差を改めて感じさせられた。韓国人の必死さと日本人の鷹揚さとも言え様か、両国の対戦の時に感じる気力の差を、今日の試合にも感じたのである。
負試合に慣れている私であるが、心落ち着かない。大宮アルディージャは降格圏内16位にいる。シーズン前から、落ちそうで落ちない大宮の降格の危機が、今年は1番あると思っていた。鈴木監督の戦略と大宮と言う体質のギャップ、これを理解していない監督のリーダーシップは、チーム力を削いでいく。そこで選択された監督交代も、結果を残していない。ベルデニック新監督の言う様に、戦術戦略を越えて選手のメンタルな弱さにアルディージャの元凶があるとすれば、選手諸君の奮起に期待する外は無い。今日、現在第2位の広島戦をどう戦い勝利できるかが、降格の道を進むのか堪えるのか、大きなターニングポイントになりそうである。眠さを引き摺りながら、熊谷の大花火大会を背にして、応援に出掛けたいと思っている。