連日の猛暑が続く中、第15節・対名古屋グランパス戦が、昨夜行われた。私達がシェアーしている4席のシーズン・シートは、メンバーに声を掛けながらもウイークデイと言う事も有り、3席が空いてしまった。基本的にサッカーを、アルディージャを愛して下さる方々に近しい方々から御声掛けしているのだが、突然の誘いにお応え下さる方も少なく、そんな事の結果で日本大学理工学部建築学科の先輩と同級生と言う同窓4人の不思議なメンバーで観戦する事になった。
6日から12日間で4試合と言うハードな日程が組まれ、よもやの初戦 鳥栖戦に引き分けでスタートしたのだから、グランパス戦には不安が募るばかりである。
試合開始直後の7分、不用意なミスからの失点、アルディージャの悪いところがストレートに出てしまった。先制をして優位に戦う今年の試合運びを阻止されて、例年のアルディージャの危うさを感じながら、追い付く事無く前半を1点ビハインドのままに折り返した。
幸い、後半の早い時間に、青木のスルーパスを受けたノヴァコヴィッチが得点、同点ゴールを奪ってから間も無く、これも青木からのスルーパスに長谷川が反応して逆転ゴールを込めた。我が予想を超える選手諸君の頑張りに感動しながらも、試合終了のホイッスルを聞くまでの40分が、何とも長く、緊張した。兎に角も、心身共に疲れた試合であった。が、この勝利は大きく価値を持つ。15節を終わって勝ち点36、2007年最終勝ち点35をすでに越えた。今年の強さは尋常では無いが、怪我人も出て来て、ベストメンバーで戦えない。ヴェルデニック監督とスタッフは、今後どんな戦略、戦術、選手を使って戦って行くのか、アルキチにとっては、異次元の興奮と興味を持って応援して行きたいと念じている。すでに最悪を想定しても、J2降格の杞憂は無い。
同窓とはありがたいもので、個々には少しずつ関係を持ちながらも初集合の4人である。話題は尽きず、和気藹藹と、勝利の美酒に酔った。何時も勝利はありがたく、幾つに成っても先輩後輩は良いものである。