私の句友にハンガリ―で暮らす方が居る。ネットで偶然に知り合い、御会いする事も無いままにその方のブログを拝見したり、時に俳句をメールで交換し大いなる触発を頂いたりと、私にとってはこの上なく大切な友人である。今日の情報技術が無くては有り得ない繋がりに、吃驚しながらも有り難く思っている。
このところ連日のようにブダペスト駅のハンガリー難民騒動が日本のテレビで報道されている。一人の知人の存在で不思議な親近感を感じているが、事態の大変さは充分に感じていた。難民と言う弱者への憐憫だけでは済まされない様々な問題も、メディアの偽善的報道からは見えない現実も在ろう事は、容易に想像の及ぶところでもある。
本日、
句友mariko789さんのブログを拝読すると、ハンガリーで暮らす生活者の目を通してこの問題への報告がなされていた。
島国であるわが国・日本と、地続きである大陸の国々、とくに正義を伝統として来たヨーロッパ諸国の本音と建前を含め、確りとこの問題を見つめなくてはならないと思っている。是非mariko789さんの現地報告を、御目通し頂きたいと思うのである。
当然その先には、わが国の難民受け入れ問題、移民政策まで繋がって行く、極めて重要な問題意識を含めて、と言う事でもある。