藍澄みて寒夜残照消ゆるとき 幻椏
新聞休刊日の前日、朝日俳壇、本年初入選を頂いた。金子兜太選次席、「底知れぬ寒夜残照の美しさ」 と句評を頂いている。
予定していたスケジュールがぽっかりと抜け落ち、無為な一日としてぽかんと過ごしてしまった翌日の今日であるから、何とも有り難い。
早朝、入選の折りには必ずメールを下さる高校の後輩が居る。「入選おめでとうございます。福は内、福は内。春が来た、春が来た。」 昨年11月以来であるから、久し振りの入選をこころから喜んで下さっている。これこそ、有り難い事である。
多くの方々からも、祝メールを頂いた。朝日俳壇に掲載頂く度に、これが最後か・・と思う。多大な御厚情を賜り、大いなる励ましを頂いている。只々感謝、これからも精進しなければと念じている。