角川俳句9月号に「金子兜太と金子家の俳人達」展の広告が掲載された。思えば後3週間余には、この企画展が開催される。構想し、原稿を書き、資料を確認し、打ち合わせを重ねて来たが、現実社会の中に物として出現したのは、この印刷媒体が初である。
確実にプロジェクトの進展を実感しながらも、開会日21日の前日に会場に物が運び込まれ、セッティングが終えるまで・・緊張が続く。会場での事前の試行錯誤の無いままにぶっつけ本番、まさにフレキシブルな対応能力が試される事になる。デパートでの催事の難しさを改めて思い知らされている。
埼玉文学賞に今年はエントリーをしようと思っていた。この2年程の句から20句をなんとなく選んでいたが、〆切が8月31日である事を確認した。もう少し先の事と思っていたので、実は大いに慌てている。明日・明後日と世話しない日になるので、昨日今日と最終案を決める作業をして来た。句を選び捨て、差し替えをしながら推敲し、概ね出来たと提出案をプリントアウトしたら・・19句である事に気が付いた。選考の前に危うく失格になるところだった。
まさに企画展同様、私に余裕が無い事を知らしめられる。1句投げ込んで、兎に角も応募作品を投函して来た。結果は欲しいが、どうなる事やら、である。