椏苑に福寿草の自生処が2か所ある。日当たりの良い場所から半月程遅れて、辛夷の根元に福寿草が咲いた。春の魁として福寿草の花を見るのだが、咲き誇っても未だ空気は冷たい。乾燥し、冷え込みの厳しい今の気候が影響しているのか、この1週間に訃報が3通も届いた。偶然とは言え、何ともやるせない。
魁として疑わず福寿草
人との間合いも極めてナイーヴな感性が必要である。主観的な関係性と社会的情況に認識の差が有れば、デリケートにならざるを得ない。超えようが越えまいが些細な事で、大した事には成らないのだろうが、試されていると思う自意識が全てをスタティックにして行くのである。
一言を得づ受話器凍て冴え返る