3月である。気が付けば早や3日、我が家の白梅も咲き揃い、アルディージャは未だに勝ちが無い。
ひな祭りの日曜日は、終日 雨。慌ただしく2日が過ぎ、やっと新聞に目を通す。すっかり日経俳壇を忘れていた。土曜日の日経を見て吃驚、黒田杏子選、次席に我が句を見つけたのである。
兜太忌や気息大神秩父嶺
「2月20日兜太先生一周忌。長逝直後から、一周忌まで、黒田杏子宛ての投句はがきの中に、兜太先生への想いを詠まれた作品が無かった週はただの一度もありませんでした。これは前代未聞のこと。 時田幻椏さんの句。狼の存在を信じておられた先生への想いのこもった一行。」と、句評が書かれていた。有難い事である。