昨日22日は、西小学校の卒業式の御案内を頂き、参列をさせて頂いた。在校生、卒業生、職員の力を合わせ、日本一の卒業式で卒業生を送るという意気そのままに、厳粛の内にも整然として暖かく、心の籠った式典が執り行われた。
西小学校の今年度の卒業生は3組103人、卒業生は男女の区別無く あいうえお順に名前を呼ばれ、校長先生から各自に卒業証書が手渡されて行く。
制服のみな大きくて卒業子 それぞれ進学する中学校の制服に身を包み緊張の面持ちながらも、その制服の緩みを微笑ましく見ていた。
そして、多くの児の名前が難しく、御両親の子供への思いの深さを感じながらも、今と言う時代を感じていた。読み上げられて行く名前を注意して聞いていたのだが、成る程こう読むかと一時は思っても覚えられない。NHK朝の連続ドラマ「まんぷく」の主題歌の歌詞が半年聞き続けても未だに聞き取れない意味不明な部分がある。これも耳をそばだて注意して聞いていても、情況の必然性から大きく飛躍した言葉には追い付かない。結果、未だに理解不能と言う事になる。名前のトーンと子供の表情を見、表記された名を得た事で規定されて行く彼らのこれからの人生を面白く想像しながら見守っていたのだが・・、確りと造り上げられた式典が進行して行く中で、6年間の思い出と担任の先生に対する感謝の感情の増幅と共に、すすり泣きから嗚咽に変わる多くの子供達を見て、私も抗しきれず泪があふれた。
卒業の清(すが)
し泪やいざさらば
暖かい、何とも絶好の春の日和に、今年も素敵な卒業式に参列させて頂いたのである。
そして今日は、寒の戻りとでも言うのだろうか・・恥ずかしい程の厚着をしてアルディージャの応援に出掛けた。
嗚呼、ため息が出るばかりの体たらくである。ホームゲーム3戦目にして未だに勝利が無い。寒の戻りどころでは無い。春も知らず、寒々しいままに今シーズンも終わってしまうのだろうか。