今日は、埼玉県議会議員選挙の告示日で、地方統一選挙がスタートした。4月7日が投票日で、続いて市議会議員選挙と続く。
県議会議員選挙には私の従弟が立候補し、5期目の挑戦をする。本日午前10時から多くの支援者に御参集頂き、盛大に出陣式を行う事が出来た。これから10日間の選挙運動が始まる。事務所開きを済ませた後には選挙準備に入り、連日我が妻も準備作業に借り出されている。多くの支援者の御力を頂きながら、選挙は運動として展開されて行くのだが、身内に立候補者を持つ近親者には、選挙は大変である。思えば、叔父から始まり50年近く4年に1度の狂騒を重ねて来たことになるのだが、選挙第1日目が無事終了する事を祈るばかりである。
我が熊谷市は、定員3名の北5区と言う選挙区である。予想されていた3名の立候補者届け出が早々に行われ、初日の選挙戦がスタートした。立候補届け出制限時間17時を過ぎても第4の立候補者は表れず、その時点で無投票当選が決まった。9日間の選挙運動期間を残しての当選であるから、先ずは運動員、身内の我々にとっては負担もストレスも一挙に無くなったのだから有難い限りなのだが・・。
政治は言葉である。語り合う事から政治家の想いも評価も未来創造も始まる。今朝の新聞報道では、埼玉県内52選挙区定数93の内 22選挙区32人の無投票当選者が決まったと言う。
過去4年間の総括もされず、この先4年の覚悟も政策をも語る機会を失った政治家の心情はいかばかりのものか。その事以上に、政治家の声も聞かず、この現実をを無意識に許容してしまう我々の政治への無関心が、諦観と言う形で活力の無い時代を醸成してしまう不安を、思うのである。