梅雨が明けて熊谷は、36.2度、36.8度、昨日の我が誕生日は36.6度と連日の猛暑が続いた。そして8月に入って今日の予想最高気温は38度と言う。これぞ炎暑の街 熊谷である。
今年の7月31日の我が体重は69.8kg、昨年の体重を調べてみると75.1kg、この1年のフィジカルな変化である。
息子へと事業継承をして丸1年、振舞も身の置所も曖昧なままに居た。新たな情況での我が在り様を自覚したいと言う焦燥から、言い知れぬストレスから解放される事も無いままに6月8日、事故に遭い、3週間の入院と言う思いも寄らぬ経験をした。一切の生産も特別な消費も無い、ひたすら回復を待つだけの時間を抱え、退院後も合わせ特別な2ヶ月を過ごしている。
幸いにも極めて優秀なドクターによる適切な手術と丁寧なその後の処置の御蔭で、予想以上の回復をしている。有難い事である。が、健常時には感じた事のない身体の微妙なバランスを実感する日々でもある。高々右手薬指先の不具合だけで、単純な行動が思う様に取れない事には驚いている。どれ程力んでも確り指を折り結べず、右腕はだるく、そのだるさは全身に広がって行く。人体とは、壮大でデリケートなシステムの様である。
思えば世界は、人間同様に壮大でデリケートなシステムである。無意識の些細な行為も、全体を大きく歪ませる。行為の基となる思想も同様だと、思う今日この頃なのである。