小林哲也、田並尚明、森田としかず 三氏との懇談の場を頂いた。この県議選で晴れて当選を果たした三人である。熊谷市商連会長 加藤氏を初めとする役員の皆様の御配慮により、その場に私と荒川塾 横田塾頭、権田執事が参加をさせて頂いた。 クールビズファッションであったからだろうか、兎に角ハイセンスな三人の若さが際立っていた。それだけで頼もしい。
選挙直後田並尚明氏にお会いした時 「選挙は戦い競争だけれども 当選の後は協調だと父から言われています・・」 と言う彼のトーンが極めて清々しく、保守革新、政党を超えて一堂に会し お話したいと思った。思想資質を異にしながらも競い合い、切磋琢磨する三人の協調こそ、熊谷にとって大きな力に成ると、正しく伝えたいと思ったからである。
若さを超えて彼等の共通点は、市会議員の経験の無いままに直接県会議員に成った事である。今までの政治風土からすると、市会から県会そして国会へと言うヒエラルキーがあった。今日も選挙民の多くがそれを当然と思い、それをなぞらせたいと言う意思もある。が、私はそれが正しいとは思っていない。市、県、国は、それぞれ上下の無い等しいポジションで、その職能役割が違う。これをヒエラルキィーと考え上って行くという思考の歪さが、獲得した経験の価値以上にマイナスを起こしていると思っている。偶然か必然か、彼等が極めて新鮮な感性で県政を経験する事で、本来求められるべき真の県会議員が誕生する事を期待している。すでにこのダイナミズムを小林哲也に私は感じているが、新人二人を迎えた新たな状況での協働が、大いなる力を獲得すると信じている。「後ろめたさこそ倫理」 と言う話もした。彼等が県会議員としての倫理観を確り持ち続ける限り、ゆるぎない力をそれぞれに確立頂く事で、三人の体制はしばらく続くと思うし 続いて欲しいと思っている
楽しい時間であった。場を頂いた皆様に感謝、ありがとうございました。