連日の猛暑に、昨日が立秋である事を放念していた。今日も朝から夏の強い陽が照りつけているが、暦の上ではもう秋である。季感からすると随分と違和感もあり、季語を尊ぶ俳句にとって新暦と旧暦のずれをどう納めるかは、面白いテーマでもある。 我が屋上ビオトープの小楢に団栗を見つけた。確実に時を抱え、季節は移ろっている。
今日は、長崎原爆忌。二つの原爆忌を持つ我が国民に課せられた責任は重い。国家と国民、新旧季感のずれを面白がる、と言う訳には往くまい。難しい問題である。
そして、今日は埼玉県知事選挙告示日。26日の投票日まで熱い(少なくとも暑い)選挙戦が始まる。参議院選挙では、若者の投票行動が自民党大敗・民主党躍進をもたらしたと言う分析が出ていた。今回上田知事は、自民・公明・民主相乗り選挙である。この陣形の中で投票行動はどう成るだろうか。結果、投票率と獲得票率が大きな問題に成ると思う。当落の心配は無いものの、この数字が後々ボディーブローの様に効いてくる恐れがある。確りとした票を取らなくては成らない。出来る限りの応援をと念じているが、上田知事には大いなる健闘を期待している。