風邪を引いて、昨日から声が出ない。何時もの体調と違うのか、昨夜は異常な夢を見て、1・2時間毎に目が覚めた。とは言え熱が有る訳でも無く、残念ながら寝込むまでに成らないのが私である。
相変らず、多くの鳥が我が庭に飛んでくる。鵯、椋鳥、山鳩、目白、雀は勿論、名の知らぬ色鳥も多い。2・3日前から、仲睦まじい山鳩のカップルが寄り添っている。実の所、私には同じ山鳩か判らないが、人間社会の思い入れを投影させると そう見えて来る。寒に入り、鳥の餌が急に減ったのか、最近は黄櫨(はぜ)の実を啄ばんでいる。木守柿が姿を消すまでは、見向きもされなかった黄櫨の実であった。が、美味しくも無い黄櫨の実を命を繋ぐ為に啄ばまざるを得ない様だ、と思うのも我が思い込みである。黄櫨の木の下の白いタイルのテラスの上に、様々な鳥の糞が色とりどりに落ちている。ジャクソン・ポロックのアクションペンティングの様で、これが中々のものである。
小鳥達の懸命さを思うと、いとおしさが募る。