幸いにも大賀蓮の花芽が、萎縮する事無く順調に育っている。ここまで来れば、もう少しで花ほころぶに違いない。ある思いを以って見続けて来た蓮の蕾である。決して大きくない蓮花であろうが事の他、彼の魂と,我が心を浄土にいざなってくれるに違いない。
今日のビオトープに、河原柴胡(カワラサイコ)が咲き出した。山野草会の方にお分け頂いたカワラサイコが根付き、この季節毎年黄色の可憐な花を咲かせてくれる。バラ科キジムシロ属で、春先咲くキジムシロとそっくりの花である。始めて名前を聞いた時、サイコと言う名に興味を持った。サイコキネシス・念力を思ったからである。この植物はいかなる力を持っているのかと、大いに期待したからだろうか、この名前は素直に覚える事が出来た。カワラサイコは太い根を持ち、根が柴胡(ミシマサイコ)に似ているから、河原の柴胡という事でこの名に成ったらしい。河原の減少からカワラサイコの個体数も急激に減り、絶滅危惧種に上げられて居るという。
外に、ムシトリナデシコ、ねじ花がきれいに螺旋状の花を咲かせている。相似形のねじ花が並んで咲いていた。2重螺旋が面白い。
写真左から、ムシトリナデシコ、中央がカワラサイコ、そしてねじ花である。