坊主行く昼に洗車の四日かな 幻椏
年末年始の休みも今日で終わる。ここ1週間の慌ただしさが疲労感としてじんわりと残っているのが毎年の4日である。掲句は2001年の句で、今日ものんびりと洗車をした。4日は坊主の年始と言われ、5日を仕事始めとする我が社には、流石に年始の客も無い。思えば、この4日の洗車は、ほぼ毎年の仕事に成っている。年末に終わらせる事が出来ればそれに越した事は無いが、出来ぬまま新年を迎える。と、やはり洗車は4日である。季語は4日、正月4日の事である。季語集を見て頂くとお気付き頂けるのだが、二日・三日・四日・五日・六日・七日と全て季語と成っている。正月の7日間がそれぞれに意味のある日として、特長を持って使い分けられていた事が解る。
明日から実質的な2009年がスタートする。どんな年に成るのだろうか。