エチゼンクラゲが今年は激減していると言う。ここ数年の異常発生の原因は、中国沿岸の社会や環境の変化にあり、中国沿岸で魚を乱獲しているため魚の餌だったプランクトンが余り、クラゲが餌としている。また、暖かい海水を好むエチゼンクラゲにとって地球温暖化もプラスに働いている、と言うのが定説のようだが、これに従えば突然の激減は説明出来ない。摩訶不思議と、受け止めてしまって良いものなのだろうか。
炭酸ガスによる地球温暖化に対して疑義を唱える専門家も多い。確かに「環境」は、重要なキーワードである事には変わり無いが、抗えない政治的な道具として取り扱われる事に対しては、慎重に見極めなくては成らないと思うのである。