真己人君が誕生して6日目、母子共に健やかで無事退院と言う。病院が我が家の近くと言う事もあり、御帰宅前に立ち寄って下さった。高橋君の御配慮で、先ずは名付け親の私に真己人君を抱いて欲しいと言うのである。あらかじめ時間を知らされていたので、私は斎戒沐浴し、真己人君を待っていた。
美男美女の子であるから当然なのだが、生後6日目にして赤ん坊に似合わぬ確りとした顔付きである。早速抱かせて頂いたのだが、ふわりと軽くも価値在る命に、私は随分と緊張した。妻も御相伴にあずかり、懐かしそうに真己人君を抱いていた。
彼は、「真己人」と言う人生を歩み出した。どんな男に成長して行くか、見守りたいものである。
節分状の宛名書きは、やっと5分の3を終了。まだまだ、長く掛かりそうである。